リハビリでやっていた運動を久しぶりにやってみたわけです。
手術後、まじめにやっていた頃は術部に関わる第3,4指は力が入らず、タオルの上をスカスカと撫でるばかりで、第2指と小指が頑張ってタオルを引き寄せていました。
それが今ではぐいぐいと3,4指が率先して、力強くタオルを手繰っているではありませんか!
既に自然に体重を3,4指にかけて歩いているので筋肉がしっかりついたということでしょう。
知らないうちにここまで来ていました。
このたくましい3,4指の動きは、私の感じ方とはまた別のところで、客観的な回復の証拠を見せてくれました。
術後のリハビリの先生によれば、手術後であることもあるけれど、それまでもモートンの痛みのため足先に力を入れず、付け根の患部をかばうペタペタした歩き方をして来たので、3、4指には元々力がなかったのではないか、ということでした。
そして指に力がないことで、神経種のある中足部に負担がかかり、悪循環となるのですが、ニワトリが先、卵が先のような話で、痛むのですから頭でわかっていてもどうしようもありません。
術後すぐは、左足の指のほうがまだ少しは力があるように見えていましたが、今では格段の差で右足指のほうがたくましく動いて掴んでいます。
少し先に長い旅行の予定があります。
現地では出来るだけ交通機関や車を使って移動するつもりですが、それでも坂の多い国、街をフリーで旅するので、足には相当負担のある旅になると思います。
そのために今靴を調整しており、念のため予備靴も持っていきます。
年々体力も落ちていますし、下調べと準備をしっかりして、あれもこれもと欲張らず、柔軟性と余裕のある旅にしたいです。
この旅でこの手術の真骨頂を発揮できますように。