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2014年1月6日月曜日

入院~モートン病手術当日 


手術の前々日に入院、前日に全身麻酔の説明などがありました。
入院の予定は2週間でしたが、諸所の事情により結局3週間入院しました。


肺の疾患があるので肺のCTを撮りました。全身麻酔は大きく分けると二つのタイプがあるそうですが、今回の麻酔は口の中でバルーンを膨らませる方法なので肺への影響はないとの結果でした。

手術後はギブスなしで、翌日からリハビリをし、できるだけ早期から全荷重で歩くように、との主治医からの指示を聞きました。


これまでほかのモートン病患者さんの手術記ブログでは、術後はギブス固定をしたり、できるだけ手術した足に体重をかけずに安静、また歩行が始まっても踵歩きの時間がとても長いようでしたので、正反対の指示にとても心配になりました。
でも私は先生を信じ指示に従うしかありません。

執刀医は足の外科学会に所属されている専門医です。


酷暑の時期だったので、手術室に行く頃は手術のための朝からの水分制限で喉がカラカラに干上がっていました。

手術室に入ったのが1時半、出てきたのが家族によると3時45分だったので、前後の麻酔の処置等の時間を考慮すると手術自体は1時間15分位だったようです。


手術は全身麻酔、足の甲からメスを入れ、神経を糸状のもので釣り上げるような形で行い、リスクの一つである断端神経腫が形成されないように、神経の先端は切りっぱなしにせず筋肉の中に埋め込んだと後に説明を受けました。

(その先生の執刀でのモートン病の手術後に断端神経腫が出来てしまった経験はないそうですが、ごくまれに起きることはあるそうです。)


右足のすべての指が痛む感覚と共に麻酔から醒めました。
「足がいたい・・・」とまわらないロレツで言ったのを憶えています。

術後すぐ痛み止め剤を点滴に入れてもらったらしいのですが、切った傷の所ではなく、指全体が真夜中までひどく痛みました。
まるで神経腫が最後まであがいているかのよう。


一本だけ痛み止めを追加できると言われましたが、ピークがいつか分からないので、もう少し我慢我慢・・と思ううちに、急性の痛みは去りました。

患部は包帯でグルグル巻きで、足を高くした状態で仰臥。