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2013年6月23日日曜日

診断テストとその写真

診断には医師が足先を両脇から挟み、神経種部分を指で刺激する テストがあり、この検査により痛みが再現されたりクリック音がする場合、モートン病という診断に近づくようです。

このクリック音をモルダーサイン(molder's sign)と言います。 
このページではそのテストの方法が写真で見られます。(青字の部分をクリック)


「足の専門医は、あなたの症状について多くの質問とテストを行います。
そのテストの中で、患部の指と指の間を押すテスト(web space compression test)があるかもしれません。

これは中足骨を片方の手でぎゅっとはさみ、痛みや症状を再現させるように、もう一方の手の親指と人差し指で患部を押すテストです。
たいていクリック音(モルダーサインMulder's click)があります。

またこのテストで指先に痛みが走るのをチネルサインと言います。
ゴーシェーズテスト(Gauthier's test)は中足骨をぎゅっと握って、30秒間上下に動かす検査です。
これは普通痛みや、ほかの症状を引き起こします。
立った時に患部のつま先が広がって分かれている状態はサリバンサイン(Sullivan's sign)と言います。」



私の場合、自分でわかる程度の音がしますので(目でも動くのが見えます)、モルダーサインはプラス。
でも、はさんでも押しても痛みはないのでチネルサインはマイナス。 
ゴーシェーズテストはプラスマイナス。
サリバンサインもマイナス。サリバンサインの写真、大変そうです。

どのお医者さんも似たチェックをされますが、教科書通りにこのサインがすべて出るわけではないようですね。

私は前述のように、神経腫自体を押しても痛みはないのですが、靴を履いて歩くと出現します。走るなんて、ずっとしたことがありません。
長い時間は(また荷物を持つ荷重されるのでさらに)歩けないので、普段は車と自転車に頼ることが多く、このままでは運動不足が続きます。 
他の病もあり、その対策のために運動は必須なのですが。 今は家でエアロバイクをこいだり、筋トレ、ストレッチをしています。
今の時期は、気温も高く、ほぼ裸足に堅い底と紐が付いたようなサンダルを履くので、症状は比較的楽な季節です。
冬は気温も低いうえに、足周りを覆う靴を履くので、どんなに考えに考えて購入した靴であっても、程度の差はあれ痛みはきついので、歩いている途中、エスカレーター、電車の中で脱いだり履いたりして、足指を解放させながら歩いています。
きっと行儀が悪く見えることでしょう。

 

引用 http://foothealth.about.com/od/neuroma/a/MortonsNeuroma.htm

”How a Diagnosis Is Made

Your podiatrist (foot doctor) will ask many questions about your signs and symptoms and will perform a physical exam. Some of the exams may include a web space compression test. This is done by squeezing the metatarsals (the bones just below the toes) together with one hand and using the thumb and index finger of the other hand to compress the affected area to reproduce the pain/symptoms. A palpable click (Mulder's click) is usually present. This test may also cause pain to shoot into the toes and that is called a Tinel's sign. Gauthier's test involves squeezing the metatarsals together and moving them up and down for 30 seconds. This will usually cause pain or it will bring on your other symptoms. Sullivan's sign is positive when you stand and the affected toes spread apart. ”

2013年6月18日火曜日

My history of Morton's neuroma 2. 私のモートン病歴 2


In the end,I once decided to get the excision and got ready for it, responding to an advice by a different foot doctor.

But in spite of my solid decision,it was suddenly suspended by him .

According to him , the surgery won't get rid of my pain ,as the pain doesn't reappear  when he squeezes my foot or he directly presses and pinches my neuroma.
I know it is one of the diagnostic tests for MN.
But I have severe shooting, burning pain whenever I step onto braille blocks, pebbles, and roughness in shoes.

In his opinion, my pain has turned into chronic condition and my brain has already acquired the pain signals from the part ,so the excision will not do for me and it isn't advisable.

However, I know some patients who didn't have any pains in the tests and yet resulted in success in their excision surgery.   I'm wondering why it won't apply to my case.

Under the present circumstance,  I have no choice but to accept his opnion,
As I don't want to give up my lively life ,I'm still searching for the best measures of the cure.

I'm kind of thinking about going abroad if there is a less risky and more certain medical cure I can get somewhere in the world. 



My history of Morton's neuroma 1 . It began 11 years ago. 私のモートン病歴

I had my first shooting pain on my right toe 11 years ago.

Over time I've had such abnormal sensations as burning and shooting pain, numbness  on my both toes .
I've suffered much in dealing with them. I can't walk long  because of the pain.


I went to see some orthopedists but it ended up in vain.
Because they couldn't reach the bottom of my toe's pain,which really made me down and all the more anxious.
To my surprise, they didn't know even the name of the disease "Morton's neuroma"


The condition of my right toe got far worse off 4 years ago in my late 40's
Then I finally could  see a foot doctor who diagnosed me with Morton's neuroma and I had finally my first MRI scan there.

Since then I've got all possible non-surgical treatments but they didn't really work out.


continue...



2013年6月17日月曜日

私のこれまでのモートン病歴


片方の足の付け根が痛みだしたのは10年以上前のこと。はじめは関節か骨の異常だと思いました。

謎のピキピキッとしたきつい痛みに悩み、数件の病院に行きましたが、原因不明と言われ、できるだけ具合のいい靴を履いて、ごまかし耐えて数年・・・ 
両足とも痛み出しました。


ネットで「モートン病」という病気らしいと見当がつきましたが、整形外科の医師はその病名さえ知らず、途方に暮れるばかり。
整体、鍼、テーピング、足指運動、あらゆることをやりました。


4年前坐骨神経痛になった頃、右足のモートン腫だけが急に悪化し、指がちぎれるような痛みとしびれで、靴を脱いで道で立ち往生することが多くなりました。
痛い、しびれているのにとにかく痛むのです。人との行動が難しくなりました。


ようやく足の専門外科にたどり着き、造影剤を点滴してのMRI(普通のMRI、または精度の低いMRIでは映らないそうです)で神経種が確認され、右足のみモートン病の一連の保存療法が始まりました。
ここまで来るのに、10件ほどの医師にかかりました。
病院で作った足底板は半年使いましたがだめでした。
最大回数打ったステロイド注射は少し効いていましたが、痛みは戻ってきています。


左足のモートンも悪化しており、また足のいろんなところが痛く、モートン以外に炎症がMRIで確認されています。


今はとある病院の足の外科に通っています。


その医師は、私の場合は神経種を指でぐいぐいと押しても、足を両脇からはさんでも、痛みが出ないので、(でも点字ブロックやゴロゴロした道、石など出張ったものをダイレクトに踏むと、ピシッと衝撃痛、放散痛が走ります。)


「手術をしても効果が出ないタイプです。 長い経過で痛みが慢性疼痛となり、原因の神経種を取っても、脳が痛みの信号だけを憶えているので、痛みが取れませんよ」
と、いったん決定していた手術を突然却下されました。 

そういうものなのでしょうか。。。歩くとこれほど痛むのに。


このままであれば悪化するだけなので、とてもつらい状況です。
旅行もしたい、痛みと不安なく自分の足で歩きたい。できたら普通の靴も履きたい。

自分のために、情報を探している人のために、役立つ情報を求めています。






2013年6月11日火曜日

モートン病の「神経凍結アブレーション手術」 について②

この手術のメリットは神経切除と同じ効果があり、断端神経腫が形成されないこと、デメリットは効果は永続しないということのようです。


神経腫に針を刺し極低温で痛み等の信号を発する部分だけを破壊し、大事な部分は残すといった感じなのでしょうか。


詳細は分かりませんが、日本ではまだ行われていないようです。

この手術の効果はどの程度持続するのでしょう? 年単位? それほど持たないのかな。

従来の手術より低リスクであれば、手術を薦められないと言われた私でも、これ以上痛くなればやる価値のある施術なのか。

日本でも一つの選択肢として臨床が始まるかもしれません。

モートン神経腫の新しい手術? 「神経凍結アブレーション手術」(Cryogenic neuroablation)について ①

日本で行われているモートン病の手術は、神経腫切除や神経剥離、靭帯を切るなどですが、海外では「神経凍結アブレーション(Cryogenic neuroablation」という新しい施術が始まっているそうです。

まだ特殊な手術のようで日本ではやっていないようです。
Wikipediaに取り上げられており、英文検索でも多くヒットするので、調べてみました。

神経腫切除に比べるとはるかにリスクの少なそうなこの手術、まだ日本では整形外科の先生の認知も低そうです。
モートン病自体、知らない整形外科の先生が多いですので。

日本でも患者が足の外科の医師にこの手術についての情報を尋ねたり広めたりすることで、医師が認知し、うちでも研究してみるか、と思うかもしれません。 
患者のみなさん、何気に「神経凍結アブレーション」というものがあるらしいですが・・・と先生に言ってみてください。 
先生方が取り組んでくれるきっかけになるかもしれません。



「神経凍結アブレーションが外科的な神経切除手術に代わるものであることはあまり知られていません。 
神経凍結アブレーション(凍結注射療法とも呼ばれる)は、痛みの電位信号を運ぶ軸索突起を破壊することを意味する医学専門用語です。
この施術では、小さな切除(~3ミリ)から、針を入れ、神経神経種に-50℃から-70℃という超低温を与えます。
この結果、ウォラー変性を伴い、細胞内の構成要素、軸索突起、神経種を包む神経髄鞘の変性が起きます。
神経上膜と神経周膜には何の影響もありません。
こうして断端神経種の形成を抑止します。

これらをそのまま残すことが、凍結神経アブレーションが(従来の)外科的な切除手術やアルコールのような神経に作用する薬剤とは違うところです。

初期の研究では、凍結神経アブレーションははじめのうちは効果の点で外科手術と同じであり、しかも断端神経種が形成されるリスクがないとわかっています。 しかし、この施術の効果は持続するものではないと考えられています。」

 

 *Cryogenic neuroablationは 「神経凍結アブレーション」と私は訳しましたが、日本の医学専門用語では別の言い方をする可能性があります。

 *アブレーション・・・特殊な反応を使い、部位の切除や遮断をすること。

 *ウォラー変性・・・ 難しすぎて・・以下参考。
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC%E5%A4%89%E6%80%A7



引用 ウイキペディア http://en.wikipedia.org/wiki/Morton's_neuroma
Cryogenic neuroablation is a lesser known alternative to neurectomy surgery. Cryogenic neuroablation (also known as cryo injection therapy or cryosurgery) is a term that is used to describe the destruction of axons to prevent them from carrying painful impulses. This is accomplished by making a small incision (~3mm) and inserting a cryoneedle that applies extremely low temperatures of between −50C to −70C to the nerve/neuroma.[9] This results in degeneration of the intracellular elements, axons, and myelin sheath (which houses the neuroma) with wallerian degeneration. The epineurium and perineurium remain intact, thus preventing the formation of stump neuroma. The preservation of these structures differentiates cryogenic neuroablation from surgical excision and neurolytic agents such as alcohol. An initial study showed that cryo neuroablation is initially equal in effectivenesss to surgery but does not have the risk of stump neuroma formation.[10] However, the results from this procedure are not considered permanent.[9”]

2013年6月9日日曜日

「ふくらはぎのストレッチ」はモートン病によいらしい。

モートン病の患者は
「少なくとも一日二回、30秒~60秒のふくらはぎのストレッチをしてください。
方法ですが、壁に向かって、腕の長さ分だけ離れて立ちます。そしてそのまま壁に手をついて片脚を前に踏み出します。後ろのもう片方の脚を踵で踏ん張りストレッチします。
ストレッチされている後ろの脚は膝をまっすぐに固定して、つま先を壁にまっすぐに向けてください。
ふくらはぎの硬さを感じるまで伸ばしたら、はずみをつけずに30~60秒この姿勢を保ちます。
もう片脚も同じようにします。」

「ふくらはぎのストレッチをすると、足にかかるプレッシャーを軽減できるようです。」


ほかのいくつかのサイトでも、モートン病にふくらはぎのストレッチを推奨していました。
脚、足首の動きが柔軟であれば、足、脚の筋肉もよく動き、バランスもとれ、結果的にモートン病によいのかも。
特に初期の人は改善が期待できるかもしれない。

私も激しい運動はできないのでストレッチをやっています。
痛みの軽減にふくらはぎをもっと意識してみます。



引用  http://www.permanente.net/homepage/kaiser/pdf/33069.pdf 
 
”Perform calf stretching exercises for 30-60 seconds on each leg at least two times per day. (Stand an arm’s length away from
the wall, facing the wall. Lean into the wall, stepping forward with one leg, leaving the other leg planted back. The leg
remaining back is the one being stretched. The leg being stretched should have the knee straight (locked) and the toes pointed
straight at the wall. Stretch forward until tightness is felt in the calf. Hold this position without bouncing for a count of 30-60
seconds. Repeat the stretch for the opposite leg.)”


http://www.patient.co.uk/health/mortons-neuroma

”Calf-stretching exercises may also be taught to help relieve the pressure on your foot.”

モートン病患者のその後の見通し、予後は?

患者たちはどのような経過をたどるのでしょう。このイギリスのページによると

「約4分の1の患者は外科手術を必要とせずに、靴を合うものに替えたり、ステロイドや局部への麻酔薬の注射で症状をコントロールできます。 

手術を選んだ人の中で、約4分の3の患者は症状が緩和される良い結果となっています。

手術後、症状が残ったり再発する可能性はあります。
時に神経剥離が不完全であったり、神経が単に過敏なままだったりということかもしれません。 (モートン病に限らず)神経切除術を受けた患者は、残されたどんな神経組織にも再発や’stump neuroma'の可能性があり、これは時に手術前の状態よりも痛いことがあります。」



このサイトの中の保存療法が有効であった「1/4」は、先日の80%という数字より、かなり低いです。
後の3/4の患者はどうしているのでしょう。
'stump neuroma' はおそらく「断端神経種」のことだと思います。
これは現代医学でも、防げないのでしょうか。

私も以前かかった医師に手術の満足度は70%と聞いたことを思い出しました。



引用 http://www.patient.co.uk/health/mortons-neuroma
About a quarter of people do not require any surgery for Morton's neuroma and their symptoms can be controlled with footwear modification and steroid/local anaesthetic injections. Of those who choose to have surgery, about three-quarters have good results with relief of their symptoms.

Recurrent or persisting symptoms can occur after surgery. Sometimes, decompression of the nerve may have been incomplete or the nerve may just remain 'irritable'. In those who have had resection of the nerve (neurectomy), a recurrent or 'stump' neuroma may develop in any nerve tissue that was left behind. This can sometimes be more painful than the original condition.

2013年6月7日金曜日

「80%以上の患者に保存療法は有効です」 でも・・・・・?

「いくつかの研究によると、幅の広いより楽な靴や、非ステロイド性の抗炎症性の薬物や、足に合わせて作った靴や足装具、コルチゾン剤の注射を組み合わせることで、80パーセント以上のモートン病の患者の痛みが軽減すると言われています。 これらの従来の保存療法が効果がなかったときに、医師ははじめて外科的手術の適応を検討します。
その手術は神経の一部の切除、もしくはその神経の周りの組織との剥離になりますが、一般的には回復にはそれほど時間はかかりません。」


引用 http://orthoinfo.aaos.org/topic.cfm?topic=A00158

”Several studies have shown that a combination of roomier, more comfortable shoes, nonsteroidal anti-inflammatory medication, custom foot orthoses and cortisone injections provide relief in over 80 percent of people with Morton's Neuroma. If conservative treatment does not relieve your symptoms, your orthopaedic surgeon may discuss surgical treatment options with you. Surgery can resect a small portion of the nerve or release the tissue around the nerve, and generally involves a short recovery period.”


80%は高い数字です。
おそらくモートン病の初期に適切な処置があれば、治癒される可能性が高いということですね。
もう遅いですが、初めが肝心で、まず痛みの出ない靴を探すべきだったと思います。


日本では最近でこそネット検索で「もしかしたらこの痛みはモートン病ではないか」と見当つけることが可能になり、情報をつかんでごく初期に対処もできると思います。

でも私(達)のようにネットの情報がなかった昔の世代は、何軒病院に行っても原因もわからず、こじらせてしまっている患者が多いはずです。

すでに神経腫状態になっている場合は、保存療法はもうほとんど効果はないのでは?

手術についても、日本のサイトと同じようにさらっと書かれていますが、実際には医師は薦めないです。

正直なところ、英語で書かれたモートン病患者のブログやコメントを読むと、気が滅入るものも結構あり、医師が薦めないことも仕方がないとは思うのですが、日本のブログでモートン病手術の経験談を公開している方は、良い経過をたどっている方が多いように思います。


2013年6月3日月曜日

「両足がモートン病になる確率は15パーセント」


「もし片足にモートン神経腫があるなら、15パーセントの確率で両足にできる可能性があります。患者は主に30歳から50歳位の女性です。」


引用 
About.com の足医学Podiatryのページからの引用です。http://foothealth.about.com/od/neuroma/a/MortonsNeuroma.htm

”If you have a Morton's neuroma, there is a 15% chance you will develop it in both feet. Morton's neuromas occur most commonly in women who are between 30 to 50 years old, often due to poor-fitting shoes.”


どこで読んだか憶えていませんが、両足にはまずできないと見たことがあります。でも私も両足にありますし、ここでは15パーセントという数字ですから決して低い確立でもないようです。足の形や使い方は両足似ているので、両足に発生するのでしょうか。